2017年12月17日 

Aanderaa - カメラ・多項目センサー搭載ランダーで日本の地震発生地域をモニタリング

AANDERAA ニュース速報

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、2011年の東日本大震災後の海底の環境変化を調査・研究するため、ビデオ・静止画撮影機能/多項目測定用としてチタン製ボトムランダーを開発しました。これら2つの自記記録式プラットフォーム(右写真)は、日本の北東に位置する大槌湾の水深300mと1000m地点に設置しました。

これらのプラットフォームでは、最先端技術のビデオ・静止画撮影機能及びアンデラ(Aanderaa)社製多項目測定器(SeaGuard Ⅱ DCP)が組み込まれ、海底付近の溶存酸素塩分(4319)、水温、水深(4117)懸濁物質(4112)(濁度)、及び多層流向流速・反射強度(ドップラー多層流向・流速センサー)の測定が可能です。

9~14か月に及ぶ観測期間中、これらの装置から、水深300m地点での漁業活動、季節的な海水交換、春季増殖による「マリンスノー」を観測しました。また、1000m地点では大きな地震によっての堆積物の舞い上がり、その後の定性生物群集の回復状況が確認できました。

これらのプラットフォームの観測結果より、ビデオ・静止画及び多項目センサーを組み合わせた長期間のモニタリングが、海洋学、生物学、化学、堆積プロセスの貴重な情報を得られていることを示しています。プロジェクトの詳細、観測結果、等につきましては、こちらからご覧ください

自立型チタン製ランダー

(1) アルゴストランスミッター
(surface positioning)
(2) 多項目測定機器(バッテリー込)
(3) LEDライト*
(4) ROV用水中ポジショニングトランスミッター
(5) ガラスフロート
(6) アコースティックリリース
(drops weight for recovery)
(7) HDTVカメラ(耐圧ケース内)*
(8) リチウムイオン電池パック*

*JAMSTEC開発・製造

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