YSI - a Xylem brand  

YSI EXO全藻類(クロロフィルとBGA-PC)センサー

クロロフィル及びフィコシアニン色素の励起蛍光を検出する光学センサーです

EXO全藻類センサーは、全ての光合成細胞に存在するクロロフィル、及び藍藻類(シアノバクテリア)に見られるフィコシアニン補助色素を検出する複合蛍型光学センサーです。藍藻類もクロロフィルを含みますが、現場型の蛍光計で検出されるクロロフィル蛍光信号は、真核性植物プランクトンからのそれより微弱です。このため、藍藻類が存在する場合には、クロロフィル蛍光センサー単体のみで使用すると、藻類生物量の過小評価につながります。EXO全藻類センサーは、クロロフィルとフィコシアニンの両方を励起することにより、より正確にプランクトンの独立栄養環境の全生物量評価が行えます。

  • 概要・特長
  • 製品仕様
  • 技術資料

EXO全藻類センサーは、全ての光合成細胞に存在するクロロフィル、及び藍藻類(シアノバクテリア)に見られるフィコシアニン補助色素を検出する複合蛍型光学センサーです。

藍藻類もクロロフィルを含みますが、現場型の蛍光計で検出されるクロロフィル蛍光信号は、真核性植物プランクトンからのそれより微弱です。このため、藍藻類が存在する場合には、クロロフィル蛍光センサー単体のみで使用すると、藻類生物量の過小評価につながります。EXO全藻類センサーは、クロロフィルとフィコシアニンの両方を励起することにより、より正確にプランクトンの独立栄養環境の全生物量評価が行えます。センサーは、RAW、RFU、および色素濃度評価(μg/L)の3つの形式でデータを生成します。

RAW値は、ユーザーのキャリブレーションによる影響を受けず、サンプル内でセンサーが検出するフルスケールに対する割合を0~100の範囲で示します。RFUは相対蛍光単位(Relative Fluorescence Unit)を表し、ローダミンWT染料などの安定した二次標準と比較して、センサー出力値を設定します。これにより、複数のセンサーを同じようにキャリブレーションすることができます(例:ある濃度のローダミンWT染料に対し100 RFUと読み取るよう、ネットワーク内全てのセンサーをキャリブレーションする)。これらのセンサーを使用することにより、互いに比較可能なデータを得る事ができます。定点観測を行っていたセンサーを回収後、同じ標準液を用いてチェックすることにより、センサーのパフォーマンス、ドリフト、また生物付着の影響を評価することができます。

μg/Lの出力は、色素濃度の評価を生成します。μg/LとセンサーのRAWデータ間の関係は、当該水域のサンプルの採取、サンプルからのセンサー用データの収集、そして相関を確立する為の色素抽出、といった標準運用手順に従い決定します。サンプリングの時間及び空間分解能が高くなるほど、この評価は正確になります。

クロロフィル

EXOのクロロフィル電極は、蛍光原理を応用し、細胞を破損せずにスポットサンプリング、及び長期観測データを取得します。校正標準溶液であるローダミンWTの段階希釈に対し、EXOのクロロフィルセンサーは素晴らしいリニアリティ(R2>0.9999)を示し、フィールドにおけるクロロフィルの測定でも同程度の精度が保証されます。またEXOのクロロフィルセンサーは濁度による干渉度が非常に低く、濁質粒子と藻類細胞の両方が水中に流れ込む降雨時でも、藻類細胞をより正確に区分して検出することができます。EXOのクロロフィルセンサーは、溶存有機物による干渉度も非常に低く、高いデータ精度を実現します。

藍藻類(アオコ)

校正標準溶液であるローダミンWTの段階希釈に対し、EXOのアオコセンサーは素晴らしいリニアリティ(R2>0.9999)を示し、フィールドにおけるフィコシアニンの測定でも同程度の精度が保証されます。またEXOのアオコセンサーの大きな利点は、は濁度による干渉度が非常に低く、濁質粒子と藻類細胞の両方が水中に流れ込む降雨時でも、フィコシアニン藍藻類をより正確に区分して検出することができます。

YSI EXO Total Algae PC Smart Sensor

 クロロフィル&フィコシアニン

 デフォルト単位 - クロロフィル

RFU、μg/L Chl

 デフォルト単位 - BGA-PC RFU

μg/L PC

 温度環境 - 動作時

-5~+50℃

 温度環境 - 保管時

-20~+80℃

 計測範囲

Chl:0~400 μg/L Chl、0~100 RFU
BGA-PC:0~100 μg/L PC、0~100 RFU

 リニアリティ

クロロフィル:R2>0.999
(0~4000 μg/L Chl相当のローダミン WT溶液の段階希釈)

BGA:R2>0.999
(0~100 μg/L PC相当のローダミン溶液の段階希釈)

 応答速度

T63<2秒

 分解能

クロロフィル:0.01 μg/L Chl、0.01 RFU
BGA-PC:0.01 μg/L PC、0.01 RFU

検出限界

クロロフィル:0.09 μg/L Chl
BGA-PC:0.04 μg/L PC

光学系 - クロロフィル励起

470±15 nm

光学系 - PC励起

590±15 nm

光学系 - 蛍光

685±20 nm

電極方式

蛍光式